本稿は外国人留学生向けの「英語プログラム」の選抜方法の実態と特徴を明らかにした上,日本における「外国学歴・資格評価」(Foreign Credential Evaluation: FCE)の必要性を探った。「英語プログラム」を実施している32 大学計78の選抜形態を対象に,その実態を調べた。その結果,(1)大学独自の学力試験を課す選抜形態は少なかった,(2)英語資格・検定試験スコアに関しては,提出と基準点の設定を組み合わせた選抜形態がほとんどであった,(3)各国の学力試験に関しては,79種類の学力試験のうち,19種類が多く活用され,基準点が設定されず,提出のみという活用方法が多かった。また,各国の学力試験のうち利用頻度の高いものでは,FCEの必要性があると考察した。