2024 年 34 巻 p. 44-51
本研究では,高校時の高大連携活動の参加経験状況と,高大連携活動に対する価値評定と大学生活の認識との関連について,大学生を対象にオンライン調査を実施し検討した。結果,学校推薦型選抜または総合型選抜の利用者は一般選抜のみの利用者と比べて高大連携活動への参加率が高いこと,調査参加者の多くが大学見学とオープンキャンパスに参加しており,大学の研究に携わる活動への参加者は相対的に少ないこと,偏相関分析の結果,参加した活動に対して入試や進学後の学びへの有用性を感じる程,その活動が進路選択や大学生活に影響したと認識し,活動のおもしろさに関わる価値づけが高い程,大学での主体的な学習態度と結びつくことが示された。