抄録
ファイトトロンの気温変動を計測するため, 超音波共振方式による超音波気温計を試作した.
従来の気温計に比較すると, 応答が100Hzまでは充分にえられるのと, 測温空間の距離が1cmと狭いことが長所としてあげられる.さらにファイトトロンで予備実験を行ない, 電磁誘導の対策も考慮し, ファイトトロンで計測しやすい仕様を完成し, このほど試作1号器の実現をみた.試作1号器によるファイトトロンの計測では良好な結果がえられた.えられたデータの解析は他の機会に報告するが, 実験室と実際のファイトトロンでの検討から試作1号器の完成までを本報で報告する.