生物環境調節
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ニンジン培養細胞の生長およびカロチノイド生成に及ぼすリン酸濃度の影響
吉田 篤岡村 昭治菅野 延彦西 荒介
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1975 年 13 巻 2 号 p. 47-53

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抄録
キントキニンジンの細胞をMURASHIGE-SKOOGの培地中で液内培養したとき, 対数期における生長速度は炭素源や窒素源の増減によってはほとんど影響されないが, リン酸塩の濃度に依存し, 高リン酸培地では著しく増大する.しかし, 定常期における細胞の収量を上げるためには, 培養初期から高リン酸培地を用いるより, 対数期の終りにリン酸塩を補給する方が良い結果が得られる.カロチノイドの生成は細胞の生長期においてのみ見られ, リン酸濃度を上げることによって, 収量が増大する.
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© 日本生物環境工学会
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