岡山大学農学部
1995 年 33 巻 4 号 p. 269-275
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11月と1月に採取したブドウ『巨峰』の穂木をデシケーター内に置いて水分ストレスを与え, また, ABA, BAを外生的に処理して, 発芽に及ぼす影響を調査した.水分ストレスは, 11月に採取した穂木の発芽を早め, 発芽率を高めたが, その程度はストレス処理終了時の穂木の含水量により異なった.1月採取の穂木に対する水分ストレスの影響は少なかった.BAの発芽促進効果とABAの抑制効果も, 11月の穂木でのみ明らかであり, とくにBAと水分ストレスとの相乗効果は大であった.
Environmental Control in Biology
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