大阪府立大学農学部
名城大学農学部
1997 年 35 巻 4 号 p. 261-265
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日の出前の薄明時に青色光を2時間補光することにより, 低PPFD補光下での効果的な苗生産法について検討した.キュウリの苗は赤色光または青色光補光によって成長が促進された.とくに青色光補光は葉面積の拡大や気孔密度の増加をもたらし, 気孔開度を促して蒸散速度や光合成速度を盛んにした.とくに, 日の出前の薄明時における青色光の2時間補光は効果的であったので, この補光法は低PPFD補光での苗生産に適していると考えられる.
Environmental Control in Biology
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