生物環境調節
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ファレノプシス培養苗の生育と養分吸収におよぼす培地中のアンモニア態窒素と硝酸態窒素比率の影響
窪田 聡米田 和夫鈴木 美国
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2000 年 38 巻 4 号 p. 281-284

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抄録
ファレノプシスの培養苗の生育と養分吸収におよぼす培地のアンモニア態窒素と硝酸態窒素比率の影響について検討した.葉数はNH4+: NO3- (N比率) が8: 2と10: 0で減少し, 葉面積は0: 10と2: 8で増加した.根数と根長はNH4+の増加にともない減少した.その結果, 2: 8の窒素比率で培養することにより, 葉の生育を抑制せずに根の生育を制御できる可能性が示された.窒素吸収量は0: 10から4: 6の窒素比率では影響されなかったが, P, K, Ca, Mgの吸収はNH4+の増加にともない著しく減少した.とくにCaとMgの吸収はNH4+により, きっ抗的に阻害された.したがって, ファレノプシスの培養苗の生育と養分吸収は単独の窒素源としてNO3-を含む培地で培養されることにより促進されることが明らかとなった.
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© 日本生物環境工学会
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