SDGs は2023 年に折り返しとなる中間年を迎える。横並び意識で取り組むSDGs に関する企業活動が増える中で,今一度企業が経営戦略としてSDGs ビジネスを捉えるための枠組みを提示する。枠組みは,シングルマテリアリティとダブルマテリアリティからなる2 つのマテリアリティと,短期と中長期からなる2 つの時間軸から構成される 4 つの領域で表される。そして,この枠組みによって,SDGs に関するリスクマネジメントと価値創造を目的とする企業活動が明確に位置づけられる。また,各領域における企業活動を推進するために必要な組織変容を促す要因を経営学の視点から明らかにする。