環境情報科学
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Print ISSN : 0389-6633
特集:環境分野における DX の潮流と展望
ビッグデータ解析による二酸化炭素排出量の見える化
吉田 崇紘
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2023 年 52 巻 2 号 p. 20-24

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抄録

気候変動が進行する中,都市・地域単位での二酸化炭素(CO2)排出量の管理への関心が高まっている。都市における気候変動対策が重要視される背景には,全球におけるCO2 排出量の多くが都市に由来することがある。都市のカーボンニュートラル実現を進める上でまず求められるのは現状把握であり,街づくりを通じた対応を検討する上では時間的・空間的な傾向を詳細に把握することが重要といえる。都市地域炭素マッピングは,時空間詳細な現状把握を目的とした,個別の建物・道路単位,時間単位のCO2 排出量の可視化手法である。本稿では,この都市地域炭素マッピングを紹介するとともに,街づくり戦略を検討する上での活用方法や検討事項を考察する。

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© 2023 一般社団法人環境情報科学センター
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