エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
第19回エレクトロニクス実装学術講演大会
セッションID: 17C-02
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UWB通信用等角スパイラルアンテナの給電線路の検討
*鳥山 邦彰越地 耕二
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抄録
無線通信の方式のひとつとしてUWB通信がある。データを1GHz程度の極めて広い周波数帯に拡散して送受信を行なう。それぞれの周波数帯に送信されるデータはノイズ程度の強さしかないため、同じ周波数帯を使う無線機器と混信することがなく、消費電力も少ない。位置測定、レーダー、無線通信の3つの機能を合わせ持っており、極めて独特な無線応用技術である。加えて高速なデータ通信が可能であるためその可能性は無限大である。UWB通信用のアンテナでは、広帯域かつ小型であるアンテナが求められる。円偏波を発することにより受信側に効率よく情報を伝送することが可能なアンテナとして等角スパイラルアンテナというものがある。本研究では以前設計したUWB通信帯域に対応したアンテナの給電方法について検討をおこなった。
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© 2005 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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