抄録
事例紹介:国際空港での⾒学型環境講座、環境・⽔際対策・安全などを学ぶ
2020 年から始まった新型コロナ感染症の蔓延は、2022 年 1 ⽉現在、いまだ終息のめどは⽴たない。今、改めて検疫などの⽔際対策の重要性への関⼼が集まっている。
私は、15 年以上前から⽔際対策の重要性に着⽬、税関や検疫などの役割の講義を受けるだけでなく、
現場の⾒学をするという⾒学型環境講座を企画運営してきた。より多くの⼈に、 関⼼を持ってもらい、 重要性に気づいてもらうためだ。
この稿では、2008 年から中部国際空港(セントレア)でほぼ毎年開講してきた⾒学型環境講座、環境カウンセラーと⾏く 『セントレアまるごとウォッチング』 を例に、 開講の意図や意義、 運営上の注意点、参加者の反応などを報告する