抄録
環境教育は学校教育だけではなく、様々な場面にて展開されることが期待されており、その展開には指導者育成や多様な主体の参画が重要である。本研究では、東京都北区の環境大学事業における環境学習指導者養成の受講者について、その属性の傾向を把握することを目的とした。また、実施期間中におけるコロナ禍前とコロナ禍下での傾向についても把握を行った。対象は、東京家政大学が実施している環境リーダー養成講座(スタンダードコース)の応募者と受講者である。調査期間は、2017 年から 2021年であり、方法としては、応募者については申込情報、受講者については事前アンケートにより参加理由、講座冒頭の自己紹介により受講動機、応募者数や受講者数、属性の傾向を把握した。その結果、コロナ禍下では 30 代の働き世代、女性受講者、社会活動に参加経験のない新たな層の参加が明らかとなった。