2017 年 53 巻 8 号 p. 747-749
2016年4月14日および16日、最大震度7におよぶ大地震が熊本および大分地方を襲い、熊本大学薬学部の教育・研究体制は大きなダメージを受けた。一方、本学部では、2013年に若手教員を中心とした「次世代創薬研究者養成塾」を結成し、多様な活動を行っている。本稿では、2016年9月29日に開催した第11回研修会「熊本地震~震災から何を学び、今後にどう活かすか~」において、研究者・教育者・医療関係者として、この震災から何を学び、何を感じたか、塾生で議論した内容を紹介する。