ファルマシア
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留学体験記 世界の薬学現場から
第9回 米国研修から見えたこと
四十物 由香
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2018 年 54 巻 8 号 p. 808-809

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抄録

「日常診療で疑問に思っていることを検証し,改善していくことが最高の医療につながる」という教えのもと,私は「リサーチができる,エビデンスが作れる臨床薬剤師になりたい」という強い思いを抱いた.さらに今後は,後進の育成にも力を注ぐ機会が多くなると思い,「人を育てる,インスパイアするとはどういうことか」を学ぶために「小林がん学術振興会(現在では日本病院薬剤師会)によるがん専門薬剤師,がん薬物療法認定薬剤師海外派遣事業」の公募に挑戦した.幸いにも対象者になり,2012年11月5日〜2012年11月11日の7日間にわたり団長1名および研修生3名で,ニューヨークにあるMSKCCでの病院実地研修とThe Chemotherapy Foundation Symposiumに参加した.今回は,その病院実地研修から見えたことを報告したい.

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© 2018 The Pharmaceutical Society of Japan
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