東京都医学総合研究所蛋白質代謝研究室
2020 年 56 巻 1 号 p. 21-25
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近年、ユビキチン創薬が爆発的に進展しており、ユビキチン修飾系の基礎研究に対するニーズと期待がかつてないほど高まっている。ユビキチン化はタンパク質によるタンパク質の翻訳後修飾であるため、ユビキチン修飾をシステムとして理解するには質量分析によるプロテオミクス解析が最も有効である。本稿では、ユビキチン鎖の識別・定量法とユビキチン化基質の網羅的同定法について現状と今後の展望を紹介する。
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