東京大学医科学研究所癌防御シグナル分野
2020 年 56 巻 1 号 p. 36-40
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DNAメチル化は、細胞固有の遺伝子発現を規定する重要なエピジェネティクス修飾である。いったん確立されたDNAメチル化パターンは、細胞増殖に伴いDNAメチル化酵素DNMT1を介した維持DNAメチル化機構により娘細胞に正確に伝達される。近年、DNMT1のDNAメチル化部位局在とその活性化が、ユビキチンリガーゼUHRF1が生み出すユニークなユビキチンシグナルによって制御されていることが明らかとなってきた。
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