森林総合研究所研究報告
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東日本および東北地方の海岸防災林・海浜公園の生育基盤として整備された造成土壌の特徴
小野 賢二野口 宏典村上 尚徳新井 隆介宇川 裕一小森谷 あかね新田 響平福山 文子齋藤 直彦吉田 俊通橘 隆一川東 正幸木田 仁廣渡辺 名月萩野 裕章野口 享太郞篠宮 佳樹今矢 明宏
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2021 年 20 巻 3 号 p. 205-262

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抄録
災害復興で実施される治山工事でも、切土・盛土して生育基盤を造成し保安林を整備する事例が増え、造成土への関心は高まっている。人為は古来、主な土壌生成要因とされ、既存の土壌分類でも人為影響の強い土壌は体系化されている。近年、土壌への人為影響は増大の一途にあり、従来の分類体系の範疇を超えつつある。著者らは、東日本大震災大津波の被災海岸林再生地を中心に、海浜部の森林造成地に整備された生育基盤の土壌を調査、観察し、記載した。その結果、盛土材の違いや基盤造成法、人工物質混入等、人為が及ぼす土壌性状への影響は多様であることを示した。本稿は、強度に人為の影響を受けた土壌の管理法を検討する上で貴重な資料となる。
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