森林総合研究所研究報告
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冬季の那智川源流で顕著に観察された淡水藻類について
細田 育広 吉村 真由美
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電子付録

2022 年 21 巻 1 号 p. 83-90

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抄録
紀伊半島南部の那智大滝では、2011年紀伊半島豪雨以来、大雨時の滝水の透明度低下が意識されている。主な要因は2011年豪雨時に発生した崩壊土砂の流出と考えられるが、この影響は2019年段階で大きく軽減しているとみられた。一方、冬の渇水期の渓床には広い範囲で糸状藻類の繁茂がみられたが、6月初旬には消失していた。平年降水量3500mm を超える強雨環境の中で、糸状藻類は季節的な消長を繰り返していると考えられた。
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