森林総合研究所の野生動物研究領域の前身組織は、1885年以来長く日本の鳥獣研究と鳥獣行政を担ってきており、鳥獣標本室には関連する歴史的資料が保管されている。研究に関する資料としては、1924年に日本で初めて行った鳥類標識調査に関して、再捕獲の記録や使用した標識リング、参考にしたと思われる外国製リングなどが見つかった。行政に関わるものとしては、飼い鳥や狩猟鳥の掛図と野鳥カレンダーがあった。これらはこの前身組織が新しい調査法を試みたり、様々な行政課題に取り組んできたことを示す貴重な資料であることから、今後の保存、活用のために資料番号を付した目録を公開する。