抄録
建築ストックの増加に伴って、建築用仕上塗材の外壁改修工事においては、既存塗膜の表面に微弾性フィラーなどと称される塗材を塗り付け、さらに上塗材で仕上げる塗装システムが多用されてきている。しかし、この塗装システムについては、材料が標準化されておらず、材料のJIS化が望まれていた。そこで、日本建築仕上材工業会では、2003年のJIS A 6909(建築用仕上塗材)改正にあたって、前述の塗装システムを可とう形改修用仕上塗材として規格に追加する案を検討した。本報告は、可とう形改修用仕上塗材の規格化にあたって、塗材の品質及び試験方法について検討した結果を報告するものである。