抄録
環境問題に対する取り組みとして、シーリング材メーカーとしては脱鉛、シックハウス対策など配合される化学物質の安全性の検討や包装容器の廃棄量削減などが進められている。2成分形シーリング材の容器は耐久性、作業性、保管・運搬性などから金属缶が用いられ、使用後は混合産業廃棄物として安定型産業廃棄物最終処分場に埋設処理されている。この廃棄物容量を削減するため、金属缶に替わるラミネートフィルム製シーリング材容器を開発した。新容器は、ブレンダーを使用することにより金属缶と同様の作業性を確保しながら、使用後の容器容量を簡単かつ安全に約1⁄6に圧縮でき、廃棄物容量としては金属缶に比べ最大37%減となった。また、保管・運搬時の荷姿もコンパクトになっている。今後は、リサイクルシステムを構築し、さらなる環境負荷低減を図る。