日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2004年大会学術講演会研究発表論文集
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屋上のコケ植栽による熱的性能に関する研究
その1 コケ植栽の基礎的測定実験
*加治屋 亮一臼倉 拓人村本 和浩久保 隆太郎藤原 佑美
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p. 41

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抄録
屋上緑化は、夏季の焼け込み低減効果や冬季の断熱効果などによる建物室内の環境改善に寄与するだけでなく、照り返し低減効果によるヒートアイランド現象の緩和効果などの効果も見込まれる。また、蒸発潜熱による屋上環境の冷却効果も期待できる。本研究では、コケ植栽による屋上緑化に関する研究を行う。コケは根が浅いので必要な水分、養分は空気中から吸収し、生育に土壌を必要としないため軽量で、施工も容易なため、初期費用が少なくて済む。また、施工後も水や肥料等の面倒な手間もかからないという利点がある。また、コケ植え付け材としてリサイクル材を使用した。そこで、緑化効果の定量的評価を加えるために、基礎的な実験である熱伝導率測定実験、各種貼付け材によるコケ表面温度測定及び、蒸散量測定実験を行った。その結果、コケ表面の蒸散量と全天空日射量とは高い相関が見られたが、風速、相対湿度との相関は低くなることがわかった。
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© 2004 日本建築仕上学会
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