抄録
本研究は、人間と地球環境に対する負荷を低減したサステナブル住宅の実現を目的として、内外装の環境負荷低減性能からリサイクル材料を用いたエコマテリアルの開発まで、実験的に検討しようとするものである。まず本報では、内装材料の脱臭性能に着目し、効果の有無を検証することができる簡便な試験方法を提案する。試験装置としては安価で取扱が容易なガラスデシケータを用い、内部に対象建材を設置後、悪臭成分としてアンモニア水を添加して、経過時間ごとのデシケータ内濃度を検知管で測定した。その結果、建材の違いによる脱臭性能の差異が明確に認められたことから、本試験方法が簡易法としてスクリーニングに適するものと判断した。