抄録
廃石綿等の埋め立て処分を行なう場合には、予め固形化または薬剤による安定化を行った上で、2重に梱包する必要がある。本研究では、プラスチック袋が破損してアスベストが露出した場合において、その飛散性についての確認を行なった。水だけで湿潤化した場合と、薬剤(湿潤化薬剤)を使って湿潤化した場合とに分けて評価を行った。その結果、湿潤化されたものが乾燥したとしても、アスベスト繊維の飛散は、湿潤化しないものと比較して飛散しにくくなっており、湿潤化に薬剤を使用した場合、さらに飛散防止効果が大きいことが認められたので報告する。