抄録
現代社会では、二酸化炭素の排出によって引き起こされる地球温暖化が大きな問題となっている。本研究では東京の都市部におけるRC造の建物の製造時と輸送時の使用材料の二酸化炭素量を調査した。さらに、それらの値を基準のRC造と、二酸化炭素を固定することのできる、ほたて貝殻を使用した建物で比較した。計算の結果、ほたて貝殻はそれ自身に二酸化炭素を蓄積することができるため合計の二酸化炭素量を削減することに貢献できる、また、排出と吸収の二酸化炭素量が同じとなるカーボンニュートラル説を達成する可能性があると言える。