日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2015年大会学術講演会
会議情報

2015年大会学術講演会研究発表論文集
窓枠用塩化ビニル樹脂の紫外線による性能変化に関する実験的研究
*松本 悠実野口 貴文石橋 亮高田 遼高村 正彦長縄 肇志木村 智
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 37-

詳細
抄録
窓サッシへの応用が期待されている塩化ビニル樹脂に促進耐候性試験を行い、紫外線による劣化について検討をした。添加剤条件の異なる4種類の塩ビ樹脂において、色差測定、衝撃試験、引張試験、化学分析を行った。そして、樹脂の劣化に伴う色変化の分析評価、添加する顔料及び耐候助剤の比率と劣化挙動の相関性の評価、またそれぞれの試験と化学分析との関係を評価し、窓サッシ用樹脂の耐久性能の評価と検討をした。性能評価の結果、強度低下よりも色変化の方が著しく、窓サッシとして使用していく際に大きな課題であるといえる。
著者関連情報
© 2015 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top