日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2015年大会学術講演会
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2015年大会学術講演会研究発表論文集
米国フロリダ屋外暴露試験場の概要と沖縄県宮古島での試験結果との比較
*近藤 照夫鈴木 誠近藤 旭後藤 善光佐藤 信幸
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p. 59-

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抄録
アルミニウム合金製建築材料に対する有機系塗装のグローバルな評価方法とされるAAMAやQUALICOATが、屋外暴露試験場所に指定する南フロリダの暴露試験場を視察し、現地の実態を把握するとともに、気象データを収集した。また、南フロリダとほぼ同緯度に位置する沖縄県宮古島の暴露試験場で、同一試験片を3年間暴露した結果を比較して、以下のようなことを明らかにした。(1)フロリダと宮古島はほぼ同緯度に位置し、気温や相対湿度はほぼ同様であるが、日射量はフロリダの方が多く、降水量は宮古島の方が多い。(2) 3年間の暴露では、宮古島の方が南フロリダよりも塗膜劣化が大きい。特に、HAA硬化系ポリエステル粉体塗装の光沢低下が顕著で、水分や湿気が塗膜劣化に大きく寄与すると考えられる。(3)南フロリダよりも降水量が多く、海塩粒子の影響が大きい沖縄県や鹿児島県南西諸島の方が、島国日本における建築外装の劣化形態に近く、より短期間での評価が可能である。したがって、日本における標準的な屋外暴露試験の場所としては、南フロリダよりも適していると判断できる。
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