主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2021年大会学術講演会(第32回研究発表会)
回次: 32
開催地: オンライン形式(ZOOMウェビナー)
開催日: 2021/10/21 - 2021/10/22
p. 117-120
引きずり跡技法は、数寄屋建築の外壁などに適用される工法である。塗り付けられた土壁は、表面に波模様が発生する。使用する鏝は、引きずり鏝になる。これは,底が丸くて,縁が反り返った形状などの様々な種類がある。その鏝の形状の違いや左官職人の技倆によって、波模様の高さや数に違いが現れ、様々なテクスチャーになる。この引きずり跡技法は,これまで学術的な知見はほとんどまとめられていない。また、波模様の発生メカニズムは,不明である。本研究その1では、左官職人へのヒアリングおよび引きずり跡技法の実験の概要を報告した。