抄録
屋内飛行船ロボットは,三次元空間を移動できるロボットである.床面の状態によらず飛行が可能であり,人間との移動空間が異なることから,エンタテインメントや監視業務といったアプリケーションへの適用が検討されている.こうしたアプリケーションを実現する場合,長時間の飛行を考慮する必要が生じる.飛行船ロボットはペイロードに制約があり,長時間駆動可能なバッテリーを搭載できない.この問題を解決する方法として,飛行船ロボットがバッテリーを自律的に充電する方法が考えられる.本稿では,屋内飛行船ロボットが自律充電を行なう制御方法について述べる.飛行船ロボットの制御フローを確立し,制御手法として学習制御を用いることで,充電地点とより精度の高いドッキングを試みる.