抄録
本論文では、ユーザ嗜好を反映させた旋律を遺伝的アルゴリズムにより自動生成する手法を提案する。まずユーザが限定された音符を指定し、一般的な音楽理論である協音程と指定音符の頻度を基にした適応度関数を設計する。さらに2オクターブの探索空間で交叉や突然変異、選択、淘汰等の遺伝的操作を行い、響きのよい音列を探索することにより第一段階の音列を生成する。次に、この音列を基にして、伴奏としてのコード列を生成する。本研究では、旋律を生成するシミュレータを作成し、ユーザによって作成された旋律の比較アンケートを行うことで本システムの有効性の検証を行う。