抄録
視覚障碍者は情報障害とも言われ,生活に必要な情報を得ることや,単独で行動することにかなり制限を受けてしまい,社会生活に支障を来たしている.このため,視覚障碍者の歩行を支援することができれば,視覚障碍者の社会的自立を支援することにつながる.本論文では情景画像からの看板文字列抽出法について検討する.本手法では,まず始めに均質領域抽出手法により看板領域を抽出する.次に,抽出した看板領域からエッジ検出により文字領域のエッジ成分を抽出する.エッジ成分から単純な文字候補作成する.抽出された文字を用いてファジィ推論により文字列抽出を行う.計算機実験による本手法の有用性も示す.