日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第34回ファジィシステムシンポジウム
セッションID: TD1-1
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自己組織化マップと放射基底関数ネットワークを用いた魚肉の超音波非破壊評価方法の提案
*徳永 憲洋佐伯 千尋谷口 真市中野 新太太田 博光中村 誠
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抄録

本研究は魚の美味しさを非破壊かつ定量的に評価するためのシステムの開発を目標としている。水産物のおいしさとしては主に脂の乗りや鮮度、歯応えなどが挙げられる。これらは一般的に人の目利きや、化学分析によって判別される。しかし人の目利きでは客観的数値による評価が出来ず、さらに目利き人の熟練が必要である。化学分析は魚肉を破壊しなければ評価が出来ないため、測定に使用された魚は売り物にならない。これらの問題が解決されれば、実際に食べる魚を根拠のある定量的測定により評価できる。また、非破壊であれば生きたままの魚に使うことが出来る可能性もあり、そこで我々は水中でも使用できる超音波を利用した評価システムの開発に関する研究を行った。本研究では,超音波信号から魚肉の脂肪量と歯応えを推定するための手法として自己組織化マップと放射基底関数ネットワークを用いた方法を提案し、その有用性を実験により検証した.その結果,魚肉の脂肪量と歯ごたえを超音波信号から高精度で評価できた.本発表では提案手法について説明し,さらに実験結果について報告をする.

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© 2018 日本知能情報ファジィ学会
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