日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
遡及的検討が可能であった癌化した盲腸過形成性ポリープの1例
石橋 英樹小林 広幸大城 由美堺 勇二蔵原 晃一吉野 修郎川崎 啓祐砂原 賢士青見 賢明渕上 忠彦
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2009 年 51 巻 1 号 p. 41-47

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抄録
症例は67歳,女性.盲腸に径10mm大の扁平なHyperplastic polyp(HP)を認め経過観察していたところ2年後に丈の高いI型へ形態変化し,生検にて高分化腺癌と診断された.腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行したところ,病理診断はSM浸潤癌であった.従来HPはnon neoplastic lesionとして認識されていたが,近年右側結腸に存在する10mmを超えるHPはLarge HPとして区別され,癌化する可能性があるため臨床上注意が必要である.
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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