日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
内視鏡的に出血部位を同定し得た回腸静脈瘤破裂の1例
野口 隆一相原 洋祐吉田 太之櫻井 伸也豊原 眞久吉治 仁志中川 正向川 智英小山 文一藤井 久男中島 祥介福井 博
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2009 年 51 巻 1 号 p. 34-40

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抄録
57歳の男性.既往に2回の開腹手術歴があり大量出血,ショック状態で緊急搬送された.血管造影にて回腸静脈瘤の診断を得た.既往手術にて回腸が横行結腸に側側吻合されており,下部消化管内視鏡で出血部位が同定できた.開腹手術所見では回腸の癒着部位に一致し静脈瘤形成が疑われ同部を含めた右半結腸切除術を行った.回腸静脈瘤破裂において術前に内視鏡的に出血部位を同定された例はまれであり若干の文献的考察を加え報告する.
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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