香川県立中央病院 消化器内科
福山市立福山市民病院 内科
2009 年 51 巻 3 号 p. 341-347
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症例は75歳,女性.心窩部痛のため前医を受診.内視鏡にて胃体部にびらんを伴う小隆起性病変が散在し,生検組織で真菌を多数認めた.酸分泌抑制剤も抗真菌剤も無効であり紹介された.胃液分泌検査でBAO0.6mEq/hr,MAO1.49mEq/hrと低酸状態であり,Helicobacter pylori陽性であった.炎症改善と酸分泌回復を目的として除菌療法を行い,症状,内視鏡所見とも著明な改善を得た.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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