腹膜透析中に大腸粘膜切除術を施行した2例

福田 重信; 宮谷 博幸; 山中 健一; 牛丸 信也; 松本 吏弘; 高松 徹; 岩城 孝明; 中島 嘉之; 鷺原 規喜; 吉田 行雄

doi:10.11280/gee.52.58

症例

腹膜透析中に大腸粘膜切除術を施行した2例

福田重信, 宮谷博幸, 山中健一, 牛丸信也, 松本吏弘, 高松徹, 岩城孝明, 中島嘉之, 鷺原規喜, 吉田行雄

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キーワード: 大腸内視鏡検査, 腹膜透析, 偶発症, 腹膜炎

ジャーナルフリー

2010 年 52 巻 1 号 p. 58-63

DOI https://doi.org/10.11280/gee.52.58

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抄録

腹膜透析患者の大腸内視鏡検査・処置後には腹膜炎等の致死的な偶発症が生じる可能性がある．医療の進歩によって，透析患者の長期予後が期待されるようになり，今後腹膜透析患者に対する内視鏡検査件数の増加が予想される．今回，我々は腹膜透析患者における大腸粘膜切除術を2例経験したので，内視鏡時の注意点を含めて報告する．

責任著者(Corresponding author)

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