日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
NBI拡大観察が治療方針決定に有用であったCronkhite-Canada症候群の1例
堀井 城一朗浦岡 俊夫加藤 順竹本 浩二石川 信東 玲治鈴木 英之大原 信哉山本 和秀
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2010 年 52 巻 1 号 p. 64-70

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抄録
症例は62歳,男性.下痢,便潜血陽性精査目的での上・下部消化管内視鏡検査にてポリポーシスを認め,爪甲異常,皮膚色素沈着所見とあわせCronkhite-Canada症候群と診断した.大腸NBI拡大内視鏡観察を行い,腫瘍性の微小血管パターンに着目することで炎症性過形成性ポリポーシスに合併する腺腫の診断が可能であった.色素撒布を必要としないNBI拡大観察にて,効率の良い適切な内視鏡切除が可能であった.
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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