同愛記念病院 外科
同愛記念病院 内科
同愛記念病院 病理組織検査部
2010 年 52 巻 3 号 p. 426-431
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症例は68歳男性.糖尿病にて通院加療中,腹部CT検査にて,膵体部に38mm大の軽度造影効果を伴い,内部に小嚢胞を含有した充実性腫瘍を認め,その尾側膵管は嚢胞状に著明に拡張していた.ERCP検査では,主膵管は膵頭部で途絶する像が得られた.画像上,膵漿液性嚢胞腺腫が強く疑われたが,主膵管途絶像より悪性腫瘍も否定できず,膵体尾部脾臓合併切除術を施行.術後病理組織検査では,膵漿液性嚢胞腺腫と診断された.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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