日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
症例
下咽頭癌術後吻合部閉塞に対して逆行性の内視鏡観察を応用してステント留置に成功した1例
水上 佳樹, 河野 浩二, 三井 文彦, 河口 賀彦, 平井 優, 藤井 秀樹
著者情報
ジャーナル フリー

2010 年 52 巻 9 号 p. 2687-2692

詳細
抄録
症例は65歳,男性.下咽頭癌に対する咽喉食摘術後,遊離空腸-食道吻合部狭窄を来たし内視鏡的バルーン拡張術を実施するも,高度狭窄化し,最終的に吻合部が完全閉塞した.そこで,経口からの通常内視鏡および経皮胃瘻からの逆行性の内視鏡観察を応用して,安全に食道ステントを挿入することができ,経口摂取が可能となった.胃瘻孔から挿入した内視鏡が有用であった症例を経験した.
著者関連情報
© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top