日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
非典型的なEUS像を呈し,固有筋層に浸潤した小型の胃顆粒細胞腫の1例
小澤 俊文和知 栄子
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キーワード: 胃顆粒細胞腫, EUS, ESD
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2011 年 53 巻 10 号 p. 3286-3294

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抄録
症例は56歳の男性.胃体上部小彎後壁にSMTを認めた.ラジアル式EUSでの観察では第3層に主座を置く均一低エコー腫瘤で,第4層と連続することから平滑筋腫として経過観察された.2年後の細径プローブによる観察では腫瘤径に変化なく,辺縁は不整かつ境界やや不明瞭で第4層より高エコー輝度を示したことより,筋原性腫瘍に矛盾するためボーリング生検を施行し顆粒細胞腫と診断した.固有筋層と連続する胃顆粒細胞腫は20%にみられた.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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