日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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原著
ENBDチューブ留置での胆汁細胞診の回数別・疾患別検討
木村 公一古川 善也山崎 総一郎香川 幸一坂野 文香桒田 幸央花ノ木 睦巳久留島 仁松本 能里山本 昌弘辻田 英司山下 洋市藤原 恵
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キーワード: 胆汁細胞診, ENBD, 胆管癌, 膵癌
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2011 年 53 巻 11 号 p. 3510-3517

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抄録
【目的】ENBD留置での胆汁細胞診の回数別・疾患別の検討を行った.また,陽性率が95% 以上となる回数を検討した.【対象・方法】対象は,2004年5月から2009年2月にENBDを留置し悪性と診断した133例.【結果】細胞診回数中央値は3回(範囲2-9回).陽性は73例で感度は54.9%.初回のみの検査の感度は31.6%(42/133)であった.疾患別には,胆管癌が膵癌に比べ有意に感度が高かった(66.7% vs 42.9%)(p=0.03).陽性73例中70例(97.2%)が6回目以内で陽性を検出した.疾患別には,胆管癌と膵癌において何れも6回目に陽性率は95% 以上となった(胆管癌:96.2%,膵癌:95.2%).【結論】ENBD留置での胆汁細胞診は,繰り返しできる事で正診率が向上しており,膵癌に比し胆管癌で有用性が高い.95% 以上の陽性率を得る為には,最低6回の検査が望ましい.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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