日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
下部消化管内視鏡検査食摂食後に発生し,保存的に加療しえた特発性食道破裂の1例
菅野 仁士山下 直行柿沼 大輔住吉 宏樹小澤 俊文内田 英二
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2011 年 53 巻 11 号 p. 3518-3522

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抄録
症例は74歳,男性.下部消化管内視鏡検査食インテスクリア®を摂食後嘔吐が始まり,吐血も出現したため当科紹介.入院時内視鏡所見では食道胃接合部直上に深い裂創および出血を認めた.胸部CT検査では縦隔気腫像を認め,特発性食道破裂と診断した.保存的治療を行い,第17病日に施行した食道透視で縦隔への造影剤の漏出は認めなかったため,経口摂取を開始し第27病日に退院した.下部消化管内視鏡検査前処置によって発生した特発性食道破裂の1例を報告する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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