日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
症例
下部消化管内視鏡検査で指摘された肛門管尖圭コンジローマの3症例
金井 美絵, 徳永 徹二, 宮地 隆史, 又木 紀和, 岡田 千津子, 三谷 圭二, 青野 茂昭, 小針 伸一, 箱崎 幸也
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 53 巻 8 号 p. 2025-2030

詳細
抄録
大腸内視鏡検査の直腸反転観察の際,肛門管から直腸にかけての隆起性病変を認め,生検にて尖圭コンジローマと診断された3症例を経験した.肛門部尖圭コンジローマはHIV感染と密接な関連があり,治療に苦慮する場合も多いため,内視鏡的診断における特徴的所見を考察した.NBI拡大観察にて粘膜表層にヘアピン状にねじれを形成する毛細血管が確認でき,この所見が得られた場合はその他の隆起性病変との鑑別に有用性が示唆された.
著者関連情報
© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top