日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
胃粘膜下腫瘍様病変に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が 診断に有用であったサルコイドーシスの1例
遠藤 文司勝島 慎二水本 吉則太田 励江坂 直樹友野 輝子北岡 修二島 伸子前川 高天南口 早智子
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2012 年 54 巻 2 号 p. 253-259

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抄録
サルコイドーシスは多臓器を侵す原因不明の肉芽腫性疾患であるが,消化管に発生することは比較的稀とされる.今回,われわれは胃の粘膜下腫瘍様病変に対して完全生検目的にて内視鏡的粘膜下層剥離術を施行し,標本の病理学的検討と臨床経過を含めてサルコイドーシスと確定診断を得ることができた症例を経験した.サルコイドーシスに対してESDで診断確定を行った既報告例はなく,完全生検が必要とされ粘膜下層までに病変が局在している病変に対してはESDが有力な診断確定の方法となると考えられた.
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© 2012 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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