日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
胆管金属ステント留置後の胆嚢炎に対し,経皮経肝胆嚢ドレナージ留置後に超音波内視鏡下胆嚢ドレナージ術にて内瘻化を行った2例
石井 達也三長 孝輔岩上 裕吉幡丸 景一中谷 泰樹赤松 拓司瀬田 剛史浦井 俊二上野山 義人山下 幸孝
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2015 年 57 巻 7 号 p. 1502-1508

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抄録
われわれは胆管金属ステント(CMS)留置後の胆嚢炎に対し,経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD)を施行後,内瘻化する目的で超音波内視鏡下胆嚢ドレナージ術(EUS-GBD)を施行した2例を経験した.症例1は75歳,女性.胆管細胞癌による上部胆管狭窄に対してCMS留置後,急性胆嚢炎を発症,経皮経肝胆嚢穿刺吸引術で一時軽快するも再燃あり,PTGBDを施行後にEUS-GBDを施行.症例2は64歳,女性.膵頭部癌でCMSを留置したが急性胆嚢炎を発症しPTGBDを施行後,EUS-GBDを施行.両症例ともPTGBDは抜去可能で胆嚢炎の再発も認めなかった.EUS-GBDによる内瘻化はQOL維持に有用と考えられた.
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© 2015 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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