日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
Helicobacter pylori除菌が有効であった横行結腸に限局したCap Polyposisの1例
土田 研司 妹尾 恭司木村 吉秀平野 敦之小島 尚代山下 宏章山川 慶洋西垣 信宏尾関 智紀中西 和久
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2017 年 59 巻 1 号 p. 24-32

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抄録

症例は59歳女性,腹痛と交代性便通異常で当科を受診.大腸内視鏡,注腸X線,病理組織所見から横行結腸に限局したCap Polyposisと診断した.Helicobacter pylori除菌が成功するとEMR/クリッピング部の再発はなくなった.Helicobacter pylori陽性のCap Polyposisでは,その持続感染が基礎にあり,除菌成功が本症の改善には重要と思われた.

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© 2017 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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