金沢大学附属病院 消化器内科
金沢大学附属病院 胃腸外科
2019 年 61 巻 1 号 p. 36-41
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栄養障害型表皮水疱症の20歳代女性.嚥下困難感を主訴に来院.原疾患による開口障害を認め,経鼻内視鏡にて精査を行ったところ,NBIにて中部食道に食道狭窄およびbrownish areaを認めた.生検にて軽度異型上皮と診断したが,原疾患のため侵襲度の高い治療を行うことができず,開口訓練にて経口内視鏡が挿入可能となった時点で,同領域に対してアルゴンプラズマ凝固法による焼灼を行った.以後経過良好で,慎重に経過観察中である.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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