国立がん研究センター中央病院 内視鏡科
2019 年 61 巻 7 号 p. 1435-1445
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ESDという治療手技の中で最も歴史が長く,すでに胃ESDは一般化したと言ってもよいと思われる.しかしながら,困難部位における胃ESDはいまだ先進施設やエキスパートでないと完遂することが難しいことがある.また,胃ESDは出血との戦いであり,いかに出血を制御するかが手技を迅速かつ円滑に完遂できるかのポイントである.筆者らは体部病変の胃ESDにおいて,先端系ナイフの切除戦略とITナイフの戦略を組み合わせた近位側アプローチ法を適応しており,その実際について解説する.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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