2019 年 61 巻 9 号 p. 1670-1682
経皮経食道胃管挿入術percutaneous trans-esophageal gastro-tubing(PTEG/ピーテグ)1),2)は,経皮内視鏡的胃瘻造設術percutaneous endoscopic gastrostomy(PEG/ペグ) 3),4)の実施が不能もしくは困難な症例に対して,1994年に考案開発された代替法である.非破裂型穿刺用バルーンrupture-free balloon(RFB)を用いた超音波下穿刺による頸部食道瘻の造設術と,X線透視下に頸部食道瘻からのチューブの挿入留置術を組み合わせた簡便かつ安全で低侵襲な消化管のIVR手技であり,PEGと同様に経管経腸栄養法や腸管減圧法に主に用いられている.本稿では,PTEG実施時のコツについて述べる.