2025 年 67 巻 8 号 p. 1375-1379
十二指腸ESD後には遅発性偶発症の予防の観点から創部縫縮が重要である.Over the scope clipや十二指腸腹腔鏡内視鏡合同手術による確実で強固な縫合の有用性が報告されているが,課題も多い.近年,through the scope clips(TTSC)で直接筋層を畳むModified double-layered suturing(折り紙法)が登場した.これによって,TTSCのみであるにも関わらず,十二指腸ESD後の強固かつ簡便な縫縮が実現可能となった.